Posted by imamura on 2010年3月9日
昨日、2010年アカデミー賞の授賞式がありました。
昨年は、日本映画の「おくりびと」が外国語映画賞を受賞し
おおいに盛り上がりました。
今年はジェームズ・キャメロン監督の「アバター」とキャスリン
・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」の元夫婦対決!で盛り上
がってました。
結果はキャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」が作品賞
・監督賞を含む6冠を受賞!
一方ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」は撮影賞・美術賞
・視覚効果賞の3冠で、元妻の圧勝に終りました、ここでも女性
強しです。(笑)
「アバター」は「タイタニック」の興行成績を抜き、歴代一位となり
今年の映画界をおおいに盛り上げましたが、興行成績が良い事
とアカデミー賞の受賞はまた違うようです。
アカデミー賞は、映画制作にたずさわった人たちの投票で決まる
ようで、よりシビアな見方で選ばれるため、受賞者たちは「仲間
たちに認められた!」という喜びが大きいようです。
「ハート・ロッカー」は、ちょうど今公開中なので是非観に行きたい
と思います。
Posted by imamura on 2010年1月25日
一昔前(いやいやもっと前?)にアイドルだった石野真子・
キャンディーズのスーちゃん、ランちゃん・手塚理美などが
最近はお母さん役や夫婦役でいい味出してます。
「カイカーン」の名セリフ(セーラー服と機関銃)で有名になった
女優、薬師丸ひろ子もその一人ですが、もう45才だって!自分
も年をとるはずです。(笑)
その薬師丸ひろ子とトヨエツこと豊田悦司が、夫婦役で主演
している映画「今度は愛妻家」を観てきました。
ダメダメ夫と、それを献身的にささえる、健康オタクの妻を中心と
した物語ですが、えっそうなの!えっそうくるの!って感じなので
ネタバレ厳禁です。(笑)
薬師丸ひろ子は少し天然が入った、キュートな妻役でとっても
カワイイです。
トヨエツはヤンキーっぽく浮気性の役ですが、なんかカッコイイん
ですよねー、また草履とメガネが似合ってます。
そこに強烈なキャラで石橋蓮司がからんできます。(爆)
そうそう、劇中で井上陽水の「夢の中へ」が効果的に使われて
います、「さがし物は何ですかタンタタン♪見つけにくい物ですか
タンタタン♪」・・・そしてエンディングも井上陽水です。
笑いあり、涙ありの物語ですが、観終わったあとは、ヨメサンを
大切にしたくなる、そんな映画でした。
Posted by imamura on 2010年1月4日
今年のお正月映画の目玉「アバター」を、2日に109シネマズのIMAX3D
で観てきました。
通常の映画作品を上映しているIMAXシアターは、今のところ日本では、
4館しかありません。
つい先日までは、3館で神奈川の川崎・埼玉の菖蒲・大阪の箕面でした
が、「アバター」の公開に合わせて名古屋にもOPENしました。
IMAXはカナダのIMAX社が開発した映画映写システムで、上記4館では
2台のIMAXデジタルプロジェクターによるスタック投射で、クリアで明るい
映像を投影、床から天井、左右の壁いっぱいに広がる大型スクリーンに
より映画との一体感をもたらします。
また音響も、独立した5つの音声チャンネルを持つ専用スピーカーや、高度
なチュ-ニングシステムにより迫力のある精密なサウンドを体感できます。
映画「アバター」も、IMAXを十分意識して作られたとの事なので、期待が持
てます。
岐阜から名古屋までは車で一時間弱かかり、IMAX3Dは得意の?夫婦50割
もきかず、さらにIMAX3Dは通常料金より高いのですが、自分へのお年玉と
思い!迷わず行って来ました。(笑)
「アビス」「ターミネーター」「ターミネータ2」「エイリアン2」「タイタニック」など
のヒット作品をつくりだした、ジェームス・キャメロン監督が構想14年、製作
4年をかけた超大作が「アバター」です。
脚本を書いた14年前の映像テクノロジーでは、自分の思っている映画が撮れ
ないので、技術の進歩を待ったとの事、今後、私がつくる映画はすべて3Dに
なるだろう、とも言ってます。
で、肝心の映画の方ですが、いやーさすがジェームス・キャメロンやってくれました。
ストーリーはオーソドックスですが、舞台となる衛星パンドラに住むナヴィ族や、
そこにいる生き物たちの世界観の創りこみがハンパじゃないです。
ナヴィ族が話す、ナヴィ語もキャメロンが考えたようで、映画の中でもナヴィ語
の字幕が右に出ます。
また映像も実写とCGが使われていますが、どこまでが実写なのか、分からなく
なってきます。
とくにナヴィ族たちは、単なるCGでなく、役者さんにモーションキャプチャーを付け
実際に演技したのをCG化したようで、顔の表情など人間その物です。
最初は違和感のあった、青い肌のナヴィ族ですが最後の方では、本当にそういう
種族がいるように感じ、ナヴィ族の女性も可愛く見えてきます。(笑)
初3Dだったのですが、懸念していた3Dメガネのずり落ちも、目の疲れも感じず
3D映像の自然な奥行き感にビックリ、「観るのではない、そこにいるのだ」という
キャッチコピーもあながち嘘ではないと感じました。
映像美もすごいが、音響もすごいです、爆発が続くシーンでは、音圧が体に突き
ささって来ます。
興奮して、だらだらと書いてしまいましたが、とにかく観に行って下さい、新しい
映画の世界に出会えます。 出来ればIMAX3Dで!(決してIMAX社の回し者
ではありません)(笑)
そうそう、上映時間が2時間42分と長めなので、トイレをすませてから観て下さい
これから!という時に結構バタバタ出入りしてました。
Posted by imamura on 2009年11月16日
今年、6月25日マイケルジャクソンの突然の死亡に世界中が悲しみ
に包まれました。
7月に行なわれる予定だった、ロンドン公演の直前の事です。
そのため、リハーサル風景等のビデオが、数多く撮られていたようで
その様子を、映画として上手くまとめられたのが「This is it」です。
このところのマイケルといえば、虐待・整形などのゴシップが多く、もう
音楽活動はしてないのかと、思いました。
自分自身、マイケルジャクソン世代でもなく、熱烈的なファンでもありま
せん、それでもCDアルバムの一枚ぐらいは持ってます。
「This is it」が、2週間の限定で上映されると聞いたとき、なぜか観に
行かなくては、と思ってしまいました。
期間中、自分の休みの日は、前から用事が入っていて観にいけません
仕事が終わってから、レイトショーで観るしかないか、と思っていたら何と
2週間の延長が決定! で、昨日観てきました。
いやー、観に行ってよかったー!歌声もパフォーマンスも健在、とても
50歳とは思えません、というか、これが本当に亡くなる直前の人間か
と思えるぐらいパワフルで勢力的です。
リハーサルなので、全力で歌ってないのでしょうが、バックダンサーや、
バンドのメンバー、スタッフの皆で、いいものを創ろうというのが、ひしひし
と伝わってきます。
また、マイケルの優しさも映像を通して伝わってきます。
いやいや、ホントいいものを見せてもらいました、リハーサルでこれなら、
本番はどれだけすごい、コンサートになっていたかと思うと、マイケルも
スタッフたちも、無念だったと思います。
映画をみたあとは、マイケルのCDが聞きたくなります、今朝さっそく、昔
のCDを引っ張り出して、聞いていました♪
観に行こうか迷ってるひと、ぜひ観に行って下さい、DVDまで待たずに
音響の良い映画館で観ることを、オススメします。
Posted by imamura on 2009年10月12日
このところホント過ごし易い、秋晴れが続いてます。
昨日もとっても良い天気でした、早朝のジョギングも走り始めは
半袖、半ズボンでは少し寒いかなと感じますが、しばらく走ると
とても気持ちよく、一年の中でもいちばん走りやすい時期では
ないでしょうか?
雲ひとつ無い秋晴れの中、気持ちよく走り終え、シャワーを浴び
朝食、走り終わったあとの朝食は、これまたウマイ!
テンションもあがり、公開前から楽しみにしてた映画をヨメサンと
観に行くことにしました。もちろん夫婦50割で2人で2000円♪
観たのは「さまよう刃」、何かで「娘をもつ父親にぜひ観てほしい映画」
と聞いたのと原作が、このミステリーがすごい、の「東野圭吾」。
「東野圭吾」といえば、ヒット作連発!TVドラマ「ガリレオ」「流星の絆」
映画「容疑者Xの献身」「g@me」など、どれもとても面白かったです。
で、今回もとても楽しみに観に行ったのですが・・・テンションが高かった
のもここまで・・・
観終わったあとは少し後悔しました・・・いや決してつまらなかったわけ
では無く、むしろ入り込み過ぎで、一日たった今でも引きずってます。
自分に年頃の娘がいなかったら、また別の感情で観れたのかもしれま
せんが・・・
物語は、奥さんを亡くして唯一の家族だった一人娘を未成年の若者に
残虐な殺され方をした主人公、長峰(寺尾聡)があることから、娘を殺
した犯人の一人の名前・住所を知り、復讐しに行く・・・という話しですが。
「残虐な犯罪を続ける少年犯、彼らは‘少年法‘に保護されている・・・
正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。」という重いテーマに登場人物達の
いろんな感情が入り込んで、観ている私も、怒り・悲しみ・絶望感・苦しみ
等で観ている間中、ずっと体に力が入っていました。
久しぶりに映画を観て、なんとも言えない重い気持ちになりました。
年頃の娘をもったお父さん、覚悟して観てください!引きずります・・・
Posted by imamura on 2009年9月7日
このところ朝夕は、ホント すごし易くなりましたが、日中はまだまだ
暑いです。
で、昨日の休み、体を動かすのは早朝にすませて、映画館に行こう
と思ったのですが、観たい映画の時間が合わず・・・やむなく自宅で
映画鑑賞!
観たのは「ラスベガスをぶっつぶせ」 、マサチューセッツ工科大学の
数学の天才学生たちが、ラスベガスのカジノで荒稼ぎしたという実話
をもとに映画化。
ブラックジャックというカードゲームでカード・カウンティングという記憶力
と計算力で確率を割り出す必勝法で荒稼ぎをするのだが・・・という物語。
私も学生時代、友人達とアメリカ旅行に行ったとき、ラスベガスにも立ち
寄り、初めてのカジノでブラックジャックを教えてもらい、夢中になって、
賭けていたのを思い出しました。
もちろん賭金は、おこずかい程度ですが、勝ったり負けたりで結構な時間
遊ばせてもらった記憶があります。(笑)
映画の方は、カード・カウンティングのチーム内での内紛あり、どんでん
返しありで、スリリングに進んでいきますが、私的にはおたく仲間との
やりとりが、ナントもいえない哀愁がありよかった ♪
Posted by imamura on 2009年8月3日
今年は、ホント梅雨が長かったですねー。 気象庁がやっと東海・
近畿地方の梅雨明けを発表しました、でも明日も一時雨とかで、
なんともスッツキリしない、梅雨明けです。
昨日も昼すぎまで雨・・・そんなんで自宅で、まったり映画鑑賞♪
劇場公開された時から気には、なってましたが前評判もあまり高く
なかったので、観そこなっていた映画「スピードレーサー」。
風も~ふるえーるヘアピンカーブ~♪のフレーズで分かるあなたは
私と同年代!(笑)
そう、日本のアニメ「マッハGoGoGo!」をハリウッドがCGを駆使
してリメイク実写化したのが「スピードレーサー」です。
監督は日本のアニメが大好きという、あの「マトリックス」のウォシャ
ウスキー兄弟。
いやー結構、アニメに忠実につくってます。もちろん実写化なので人が
出てるのですが、CGとマッチしてまるでアニメを観ているみたいです。
キャラクターもアニメとそっくり! しかし何ともいえないカラフルな色彩と
スピード感覚で目がチカチカします。
物語は・・・上映時間が長いので、中だるみもありますが、最後にかけて
盛り上がってきます。
エンディングでは、日本語で「風も~♪」のテーマ曲がすこし流れて、
オンタイムで観ていた私はすこし嬉しくなりました。
最近ハリウッドでは、日本のアニメの実写化が流行ってます。
「マッハGoGoGo!」「ドラゴンボール」(どちらも興行成績はイマイチ?)
そして、この秋「鉄腕アトム」の実写版「ATOM]が公開されます。楽しみ?
Posted by imamura on 2009年6月22日
SF・近未来物、冒険物が好きな私としては、どれにしようか迷って
しまいます。
そう、この時期SF超大作の映画が3つ、揃い踏みしてしまいました。
「スタートレック」・「ターミネーター4」・「トランスフォーマー リベンジ」
いやーどれにしようか迷いましたが、やっぱ「ターミネーター4」でしょ(笑)
で、昨日観てきました・・・ でも最近の映像技術はホントすごい!
全体に色調がおさえられた映像と迫力満点の音響が、映画の世界
に引きずり込んでくれます。
今までのターミネーターシリーズとは、一線を引く感じでしたが物語
は、つながってるので登場人物(ジョン・コナー、カイル・リース)とその
背景は知ってないと、入り込めないかも。
主役のクリスチャン・ベイル(ジョン・コナー)は、バットマンの時は紳士的
な雰囲気でしたが、今回はワイルドなイメージで、役作りの上手い俳優
だと思いました。
でも今回、準主役のサム・ワーシントン(マーカス・ライト)もいい味だして
ます。 主役を、くってるかも?
しかし、二人ともワイルドで強靭なイメージと、風貌も似ていて、ときどき
どっちが、どっちだか分からなくなりそうだったのは、私だけ?(苦笑)
そうそう、シュワちゃんも若いころの映像を、CG使って出演させてたけど
??? 要らなかったかも?
Posted by imamura on 2009年5月21日
みよう、みようと思ってなかなか観れなかった映画「ダークナイト」
DVDで、ですがやっと観れました。 (苦笑)
バットマンシリーズで初めてタイトルから「バットマン」をはずした
作品で、昨年の夏全米で大ヒットし日本でも公開されました。
内容もさることながら、悪役のジョーカーを演じたヒース・レジャー
の鬼気迫る演技と、ヒースがこの作品を撮り終えたあと亡くなった
ことでも話題になりました。
いや~噂どうり、冒頭からぐいぐい映画の世界に引き込まれます
約2時間半と結構長めですが、あっという間に観終わりました。
ほんと、ジョーカー役のヒース・レジャーいってしまってます。(恐)
(ヒースはこの役で2009年度アカデミー助演男優賞をとってます)
でも、映像も音響も素晴らしかったので本当は映画館で観たかった。
(一部映像はIMAXカメラで撮影されているとの事)
悪役のヒースばかりに目がいってますが、主役はバットマン!
そのバットマン役を演じたクリスチャン・ベイルが、もうすぐ公開の
ターミネーター4に、ジョン・コナー役で出演します。
ターミネーターシリーズは1と2は面白かったのですが、3は少し
コケぎみでしたので、今回の4には期待しましょう!
シュワちゃんも、CGで少し出演してるとの事、たのしみ ♪
Posted by imamura on 2009年5月5日
先日の休みに、京都にいる息子の下宿で用事をすませた後
昼食をとりに先斗町へ行ってきました。
先斗町は初めて行ったのですが、いや~狭い路地の左右に
いろんな店があるんですねぇー、何処にするか迷ってしまいそうです。
でも今回は、最初から行きたい所が決まっていたので大丈夫 (笑)
湯どうふが、食べたかったので「豆腐茶屋」というお店に行きました。
先斗町のちょうど真ん中あたり、「京乃雪本舗」というお豆腐屋さんの
2Fにあります。
京都らしい小奇麗なお店で、食べたのは「湯豆腐定食」1890円
湯どうふは、おかわり自由で他にもいろいろついて、とてもお得で
美味しかったです。
腹ごしらえをした後は、ヨメサンと娘はウインドーショッピング
自分は映画を観に行くことにしました。
見たのはクリント・イーストウッド監督・主演の「グラン・トリノ」
クリント・イーストウッドといえば、ダーティーハリー!ハリー刑事
がぶっ放す、44マグナムは迫力満点で学生時代によく観ました。
また十数年前に観た「マディソン郡の橋」では、ラストシーンで
雨のなか傘もささずに、ずぶ濡れで女性を見送るシーンは感動的でした。
そのイーストウッドも、もう80才手前のおじいちゃん、今回の役は
昔かたぎで、頑固なおじいちゃん役、自分の息子や孫とも意見
が合わず、いつも怒っている、そんなウォルト(イーストウッド)の
隣に人種のちがう、モン族の一家が引越してくる・・・という所から物語
は始まります。
内容は共感できない所もありましたが、良くも悪くのアメリカ的な映画
だと思いました。
エンドロールで流れた音楽、はじめはイーストウッド本人の歌声で、
なんだか虚しくもあり、誇らしげでもあり、ジーンときました。 (涙)
でも、イーストウッドって何歳になってもカッコイイなー。