Posted by imamura on 2009年9月14日
衣替えの季節になると、よく聞かれるようになります。
Q: 今使っている防虫剤、何入ってるか分からないけど、どの防虫剤をいれても
いいの?
A: 防虫剤の併用には、注意が必要です。種類のちがう防虫剤を混ぜると、お互い
影響しあい溶けて衣類が変色したり、シミになることがあります。
防虫剤は大きく分けて4つの主成分の種類があります。
①ピレスロイド系(エンベントリン) ・・・ゴンゴン・ムシューダ・ミセスロイド等(無
臭性で今、主流の商品です)
②バラジクロルベンゼン ・・・ネオパラエース・パラゾール等(臭いはありますが
今でもよく売れてます)
③ナフタリン ・・・ネオパース・人形用わらべ等(人形用によく使われてましたが
、今は臭わないピレスロイド系の人形用が主になってます。
「わらべ」もナフタリンとピレスロイド系の2種があります。)
④しょうのう ・・・藤沢樟脳等(自然の芳しい香りで和服などに使われます。)
この4種類のなかで、ピレスロイド系は他のどの防虫剤と一緒になっても大丈夫
ですが、パラジクロルベンゼン・ナフタリン・しょうのう はそれぞれ併用不可です。
ですので、今使用してる防虫剤がどの種類かわからない時は、ピレスロイド系
の商品を使われるか、あるいは、古い防虫剤を出して、衣類や衣装ケースを風
に当て、臭いを飛ばしてから、新しい防虫剤を入れるようにして下さい。
Posted by imamura on 2009年9月1日
おくすりでよく質問されるのが使用期限についてです。
Q: 先日買ったかぜ薬って、いつまで大丈夫なの?
A: かぜ薬に限らず、基本的に薬にはパッケージに使用期限が記載されてますので、
開封しなければ、記載の使用期限まで大丈夫です。
ただし、開封した後は薬の形態、保存状態によってことなりますが、直射日光を
避け、湿気の少ない、風通しの良い所に密栓して保存したとして、使用目安は
おおむね次の通りです。
瓶入りの錠剤・カプセル剤・・・栓をしっかり締め、くすり箱等で室温保存で一年以内。
PTP包装・アルミヒート入りの顆粒 ・・・ くすり箱等で室温保存なら使用期限まで。
シロップ剤 ・・・ 栓をしっかり締め、冷蔵庫保存で6ヶ月以内。
目薬 ・・・ 栓をしっかり締め、冷蔵庫保存で3ヶ月以内。
外用軟膏剤 ・・・ 栓をしっかり締め、室温保存で一年以内。
上記はあくまで目安です、特に目薬などは使用のとき、瞼やまつげに付くと
細菌の混入の原因になり、白濁・沈殿など使用目安が短くなることがあります。
また、いつ開封したのか分からない薬は、なるべく使用しないようにしましょう。
Posted by imamura on 2009年8月7日
バルサン等、くん煙剤を買われるお客様に、よく聞かれます。
Q: くん煙剤使う時、食器や食べ物、衣類はどうすればいいの?
A: 今の時期、ゴキブリやダニに悩まされ、くん煙剤を使われる方も多いと
思いますので、注意点を簡単に紹介したいと思います。
まず質問事項の食器・食べ物・衣類などは、基本的に煙にふれる事は
良くないので、食器棚・冷蔵庫・タンスなどに、閉まってください。
どうしても、食器棚やタンス・押入れをあけて、くん煙剤を使用する場合は、
食器は上に新聞紙などをかぶせて、煙が直接かからないようにする、食品
は袋に入れておく、衣類・ふとんなどは衣類カバー・ふとんカバーにいれる
など工夫が必要です。
また、パソコン、オーディオ、仏壇等にも煙が直接かからないようにカバー
をかけてください。
もちろんペットは部屋の外に出してあげて下さい、特に観賞魚には毒性が
強いので注意が必要です。
煙探知機は作動することがあるので、カバーをしてセロテープで回りを止めて
下さい。 霧タイプのくん煙剤はガス警報機にも反応する事があるので注意が
必要です。
くん煙剤を使用した後は、十分換気をした後、虫の死骸等を取り除くため掃除機
をかけて下さい。
また、くん煙剤は卵には効果がないため、卵が孵化する2週間後に、もう一度
使用する事をおすすめします。
Posted by imamura on 2009年8月1日
はじめて「くろず」を買われるお客様に、こんなことを聞かれました。
Q: 友達に「黒酢は、健康にいいであんたも飲んでみたら」って言われたけど
いろんな黒酢があって、どれを飲んだらいいか、わからないんだけど・・・
A: 調味料として使われる「酢」ですが、健康のために「健康酢」を飲まれる方も大変
多くなってます。
その中でも黒酢は、その独特の製法(野天に並べられた陶器の壺に、蒸し米
と米麹と地下水で長い期間で発酵、熟成されます)と高いアミノ酸・有機酸の
含有量で注目され、健康酢として、テレビ・健康雑誌等に多く取り上げられました。
しかし残念ながら、なかには粗悪な、名ばかりの黒酢も、多く出回ったようです。
そこで消費者にもわかり易く、安心して飲んでもらうようにと認証されたのが、
農林水産省の提唱した「ふるさと認証食品マーク(Eマーク)制度」と財団法人
食品産業センターが提唱する「本場の本物」です。
食の安全への関心が高まる中で、地域で生産され、原材料や製法など素性が
明らかな食品が注目されています。
当店では、昔から変わらぬ製法でつくられた、壺づくり純米黒酢「坂元のくろず」を
取り扱っています。 ぜひ本物の味をお確かめ下さい。
Posted by imamura on 2009年7月30日
先日お買い物に来られた年配のお客様に、こんなことを聞かれました。
Q: このまえテレビを観てたら、「部屋の中でも熱中症になる事があるので
特にお年寄りの方は、気をつけて下さい。」て言ってたけど本当やろか?
わたしゃ、若いもんが暑い日に、外で運動した時に熱中症になるもんやと
おもっとった。
A: 部屋の中でも熱中症になる事はあります。
熱中症と言えば、炎天下に激しいスポーツをしている時になりやすいと思い
がちですが、直射日光にあたらなくても起こることがあります。
熱中症の発生は、気温や直射日光だけでなく、湿度が高い、風が弱いことで
体温は上がるけど、体の熱が逃げにくい状態になった時に起こりやすいです。
特に高齢者や乳幼児は、体温を調節するための発汗機能が低いので、注意
が必要です。
対策としては、エアコン、扇風機などで風をつくって室温を下げ、体の熱を逃が
してあげる事です。
また適度な水分補給も必要です、のどが渇いてなくても、こまめな水分補給を
こころがけましょう。
今年は、梅雨が長くジメジメした日が続きます、暑く、しめきった部屋では特に
注意しましょう。
まだまだこれからが夏本番です、夏バテ・熱中症に気をつけてこの夏を乗り切り
ましょう。