水虫治療は、冷・乾・清・根
Posted by imamura on 2010年5月1日
少し汗ばむ、この時期になると、よく相談をうけます。
Q: いつもこの時期になると水虫で足が痒くなるけど、何か
良い薬ない?
A: 水虫は白癬菌という真菌(カビ)か原因で起こる感染症
です。
足の水虫は、おおきく3種類にわけられます。
趾間型・・・足の指と指の間にできる水虫で、皮膚が白く
ふやけてジュクジュクしやすく、痒みも出てき
ます。
小水疱型・・・足の裏、土踏まずや側縁に、小さな水泡が
でき、強い痒みを伴います。
角化型・・・かかとや、その側面が固く厚くなり、ガサガサ
して皮が剥れます、痒みもほとんど無い事が
多く、水虫と気づきにくいケースです。
趾間型は軟膏かクリームタイプ、小水疱型・角化型は液体
またはクリームタイプの薬を使うことが多いです。
最近は1日1回塗ればよく、医療用成分を使った効き目の
良いお薬も出てるので、かかりつけの薬剤師に、ご相談
下さい。
薬を塗りだせば2~3週間で効果があらわれ、痒みも治まり
ますが、ここで薬をやめると、またしばらくすると症状が出て
きます。
症状がおさまっても、3~4ヶ月は薬を塗り続けましょう。
また水虫菌は高温多湿で不潔なところが大好きです、昔
から、水虫治療のコツは、冷・乾・清・根といいます。
なるべく足元を涼しく乾燥させ、お風呂で足の指の間まで
清潔に洗い、お風呂上りに薬を根気に塗り続けましょう。
コメントを残す