アカデミー賞 受賞「ハート・ロッカー」
Posted by imamura on 2010年3月15日
2010年度アカデミー賞を6冠受賞した映画「ハート・ロッカー」を
観てきました、が・・・!
前日上映時間を調べようと、よく行くシネコンのホームページを
見たのですが、やってない・・・
他の近くのシネコンもやってない・・・アカデミー賞受賞作品なのに。
結局、岐阜県で上映されてるのは一館だけでした(TOHOシネマズ
モレラ岐阜)、興行的には難しいのでしょうか?
まあ自宅から、それほど遠くもないので観に行ってきましたが、
なんか少し寂しい・・・
「ハート・ロッカー」は、イラクに駐留するアメリカ軍のなかでも特に
危険を伴う爆発物処理班の兵士たちを描いた作品です。
この骨太な男の世界を撮ったのは、なんと女性監督のキャスリン
・ビグロー監督です。
キャスリン・ビグロー監督の作品は、以前女性の監督とは知らずに
観た「K-19」があります。
原子力潜水艦の船内での核事故をテーマにした、これまた重い
男の世界を描いた映画で、とても女性の監督が撮った映画とは
思えませんでした。
潜水艦という閉鎖的な空間の中での、核事故という緊迫感溢れる
重いテーマに、さまざまな人間関係が絡んだ秀作で、観たあとは
どっと疲れましたが、いい映画を観た~という充実感がありました。
今回の「ハート・ロッカー」も爆発物処理班という非常に危険な現場
での緊迫感を、絶妙なカメラワークと効果音・息音・足音などを使い
観ているこちらにも緊張感がつたわって来るのですが・・・
なぜか、映画の世界にはドップリ入り込めませんでした・・・
良くできた映画だとは思うのですが、一般受けでは無いのかも知れ
ません。 (ドキュメント性が強すぎた?)
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