最前列はキツイ!
Posted by imamura on 2011年5月2日
昨日ヨメサンおすすめの映画、「八日目の蝉」を観て来ました。
当初、全く興味が無かったのですが、監督があの「孤高のメス」
の成島出と知ってチョッピリ期待して観に行ったのですが・・・
行った日が悪かったです、ゴールデンウイークど真ん中の雨の
日の5月1日(ファーストデイで1000円均一)。
「本日大変混雑しておりまして、あいにく最前列しかご用意でき
ませんが、よろしいでしょうか?」と言われ、以前「おくりびと」を
観たときも前から3列目だったのですが、何とか集中して観れた
記憶があったので「それでいいです。」と入ったのですが・・・
座った瞬間「うわっ!これはキツイ」と思ったが後の祭り。
で、肝心の映画は・・・重くて考えさせられる映画で、期待以上
でした。
不倫相手の子供を誘拐し、自分の子供として育てる野々宮
(永作博美)の母親として子供を守り抜く母性力、特にラスト
のフェリー乗り場での「母親」としての顔は圧巻です。
そして同時進行で、他人に育てられ本当の親との亀裂に悩む
恵理菜(井上真央)が、野々垣との思いを手繰り寄せる過程を
描き、シンクロさせていく演出がすばらしいです。
そしてラスト!恵理菜自身も母親としての母性を感じ決意する
「母親」としての顔も圧巻です。
観終わって私が「でも結局悪いのは、誘拐した野々垣だよね。」
と言ったら、ヨメサンに「悪いのは浮気した男でしょ!」と言われ
なるほど、そりゃそうだ!
この映画観終わった後に「あれこれ」言いたくなるので、一人で
行くより、夫婦かお友達と行くことをオススメします。
最後にヨメサン「こんないい映画、ちゃんとした席で観たかったね」
私、「同感!」ほぼ真上を見ていたので、首は痛いわ気分は悪く
なるわで「もう最前列では観ない」と決めました!
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