映画「アバター」IMAX3Dにて鑑賞
Posted by imamura on 2010年1月4日
今年のお正月映画の目玉「アバター」を、2日に109シネマズのIMAX3D
で観てきました。
通常の映画作品を上映しているIMAXシアターは、今のところ日本では、
4館しかありません。
つい先日までは、3館で神奈川の川崎・埼玉の菖蒲・大阪の箕面でした
が、「アバター」の公開に合わせて名古屋にもOPENしました。
IMAXはカナダのIMAX社が開発した映画映写システムで、上記4館では
2台のIMAXデジタルプロジェクターによるスタック投射で、クリアで明るい
映像を投影、床から天井、左右の壁いっぱいに広がる大型スクリーンに
より映画との一体感をもたらします。
また音響も、独立した5つの音声チャンネルを持つ専用スピーカーや、高度
なチュ-ニングシステムにより迫力のある精密なサウンドを体感できます。
映画「アバター」も、IMAXを十分意識して作られたとの事なので、期待が持
てます。
岐阜から名古屋までは車で一時間弱かかり、IMAX3Dは得意の?夫婦50割
もきかず、さらにIMAX3Dは通常料金より高いのですが、自分へのお年玉と
思い!迷わず行って来ました。(笑)
「アビス」「ターミネーター」「ターミネータ2」「エイリアン2」「タイタニック」など
のヒット作品をつくりだした、ジェームス・キャメロン監督が構想14年、製作
4年をかけた超大作が「アバター」です。
脚本を書いた14年前の映像テクノロジーでは、自分の思っている映画が撮れ
ないので、技術の進歩を待ったとの事、今後、私がつくる映画はすべて3Dに
なるだろう、とも言ってます。
で、肝心の映画の方ですが、いやーさすがジェームス・キャメロンやってくれました。
ストーリーはオーソドックスですが、舞台となる衛星パンドラに住むナヴィ族や、
そこにいる生き物たちの世界観の創りこみがハンパじゃないです。
ナヴィ族が話す、ナヴィ語もキャメロンが考えたようで、映画の中でもナヴィ語
の字幕が右に出ます。
また映像も実写とCGが使われていますが、どこまでが実写なのか、分からなく
なってきます。
とくにナヴィ族たちは、単なるCGでなく、役者さんにモーションキャプチャーを付け
実際に演技したのをCG化したようで、顔の表情など人間その物です。
最初は違和感のあった、青い肌のナヴィ族ですが最後の方では、本当にそういう
種族がいるように感じ、ナヴィ族の女性も可愛く見えてきます。(笑)
初3Dだったのですが、懸念していた3Dメガネのずり落ちも、目の疲れも感じず
3D映像の自然な奥行き感にビックリ、「観るのではない、そこにいるのだ」という
キャッチコピーもあながち嘘ではないと感じました。
映像美もすごいが、音響もすごいです、爆発が続くシーンでは、音圧が体に突き
ささって来ます。
興奮して、だらだらと書いてしまいましたが、とにかく観に行って下さい、新しい
映画の世界に出会えます。 出来ればIMAX3Dで!(決してIMAX社の回し者
ではありません)(笑)
そうそう、上映時間が2時間42分と長めなので、トイレをすませてから観て下さい
これから!という時に結構バタバタ出入りしてました。